グレーの淡いヴェールのような雲が、ゆっくりと山肌にそって流れていく。
たっぷりと水気を含んだ雲がゆるりと漂う様子は大海原そのもの。 そして朝日が光を伴って顔を出す瞬間。
モノトーンの世界にオレンジ色の輝きが宿り、北の大地の一日がはじまります。パワースポット羊蹄山を楽しむための感動体験、それが雲海です。

雲海は放射冷却によって冷やされた空気中の水分が霧となって出現するもの。羊蹄山はその条件を持つ、国内有数の雲海スポット。環境によって雲海の層、形状は一瞬に変化。太陽が顔を出し、空気が温まればあっという間に消えてしまうはかなさもまた、心に響きます。

 羊蹄山を正面に望むヒルトンニセコビレッジのマウンテンビューの客室はドラマチックな雲海を望む特別な空間です。毎日、雲海チェックをするスタッフによると雲海が発生する率が高いのは5～6月、9～11月。発生時間は日の出から朝7時前後が雲海ウォッチングのチャンス。
もちろん、自然環境によるものなので必ず見えるわけではありませんが、窓の外に出現したときのドラマチックな光景は本当に感動的です。